伝承

昨日は同業者の研究会。

いつも断っていたが例会講師を仰せつかった。

何を語ろうか?なんて考えたが、私の支援手法の全てを伝える事に決め、伝えた。細部まで全て伝えた。

何故?と思うかも知れないが、この商売では5年もやると中堅扱い

そう、自分が駆け出しだった時に悩み苦しんだ支援手法を後輩や同業に開示し、伝える時が来たという事。

以前のブログでも述べたが、自分のノウハウを囲ってどうする?
陳腐化してしまう恐れ?そんなもの覚悟は出来ている。これだけ経験を積んで更に向上しようという気構えが衰えていないなら昨日現在の持てるノウハウなんて開示すべきと考えた。

同業者に追いつかれる?いや、追いつかれない、追いつけないようにする準備は済んでいる。

私が尊敬する「営業の師匠」は存分に持てるノウハウを私に伝授してくれた事を思い出すのだ。

そのノウハウを習得しても尚、師匠には追いつけなかった・・・

更に追いつけない不断の努力を積み重ねる方だった。

少し師匠の真似をしたかったんだ。

伝えた内容に、異論は無いにしても粗探しは予想通り行われた。

丁寧に伝えた、ご自身の独自の進め方で進めれば良いと思う。そう前置きしたはずだ。

素直に感想やお礼を述べる方が殆どだったが、特に新人の方からの本音に近い意見は自分の新人時代を思い起こさせるに充分。

少しはお役に立てたようだ。学んでくれ、後に続いてくれ、自信を持って紹介出来る人材になって欲しい。

結果、自分も助かる。