晩酌

遮二無二働いた2030代の頃には酒を飲むこと=仕事 の場面が多く、今では死語の「接待」や「付き合い」に纏わる事が殆どで、帰宅しては即寝落ちだった。
そんな ぼろ雑巾 の様子を見ていたであろう女房には、どう映っていたのだろう?きっと仕事だから…だったのかも知れない。
で、40代以降、自宅で女房との晩酌を覚え、50代以降、無理を止め、更にコロナ禍でゆっくり晩御飯+αで定着した。
女房がさり気なく作ってくれる つまみ が実に旨いし、どことなく喜んでいるように見える。野菜を加え健康にも気遣ってくれている。
勝手な思い込みなんだろうが、余計な気疲れや心配も無く、仕事から離れ、素で楽しんでいるのが伝わっているのだろう。
そろそろ引退。一般の方より少し多い情報収集・勉強・連携という名の行動から距離を置きたくなった。昨夜の遅い晩酌でそんな事を話し合ったのよ。
老兵は去るのみ