お互いの仕事

私の仕事は経営コンサルタントですが、いつも心掛けている意識・イメージがあります。

実際に企業を経営し、そこで働いているスタッフに比べれば、所詮ワンポイントリリーフ。

例え向かい風の状況でも、乗り越えてきた頃の代表の考え方や行動、活気に溢れた組織が何処からか、何時からか錆び付き始め、やがて固まってしまい、前向きな意見も出ず、たとえ出ても「出来ない理由」を必死に考える組織となってしまっている場合が殆どだと断言出来ます。そこで私が行う事は「錆落とし」と「錆び止め」。イメージとしては鍵穴も鍵自体も錆び付き、開かなくなった「次へのドア」

 

その錆び付いた鍵や鍵穴を磨くのです。代表が持つ鍵一つでは不安なので、もう一つ代表以外のスタッフが持つ鍵も磨きます。簡単に書きましたが実は大変な作業になります。

そして再度錆付かないように伴走される組織にも参加して頂いたり、私自身も定期的に訪問して錆び止め作業を行います。その錆び止めも塗料やスプレーばかりでなく、ベルハンマーとかを使い、更に抵抗係数を下げる工夫も行って、進化し続けるんです。
錆付いた箇所、原因を探る事もまた大きな仕事。貴社はどうでしょう?