天文学的言い訳

寝室のストーブが不調で、増税を機に交換する事になり、2年前に出来た近くのホームセンターへ。
8帖程度の寝室に高価なストーブは必要ないし、FFが好ましい ある商品に決め店員を呼びに行く。(最近では人件費抑制か、人手不足で店内でスタッフを呼ぶのに一手間掛かる)

現れた若いスタッフとの商談が始まり、商品はともかく、取り付け工事が10月中旬以降になってしまうとの事。どうやら2%でも駆け込み需要は旺盛で、特に高齢者の動きが活発らしい。この現象は幾度もあった消費増税の際と全く同じらしい。
「部屋にベランダは有りますか?」
「いえ、ありません」

「排気口まで手は届きますか?」

「そんなは事分からない ただ、前回の取り付けは義父が普通に行ったし、ごく普通の分譲マンションですけど」

「何階ですか?」

「7階です」

「その高さなら取り付けられない可能性があります」

「??」

ここで顔色の悪い先輩スタッフ登場

「今までに普通のマンションで取り付けられなかった事はあるんですか?」

「あります」

「そんな割合って稀ですよね」

「何とも申し上げられません 当店では施工実績が少ないもので」

「2年もやってですか? ベランダが無い場合どうされるんですか?」

「高所作業車を使います」

「もう一度言います。今の暖房もDIYの得意な義父が普通に取り付け出来た、ごく普通のマンションですよ。高所作業車を使って取り付け工事なんて姿見た事ないですよ!」

「他社さん他の事例は当社では分かりませんので」

ここから言い合い 呆れ果てて断ろうと思ったが若いスタッフが仲裁

「何十万掛かっても良いから付けて下さい!」で決着。

若いスタッフにチラシに「取り付け位置、又は現状の写真をお持ちください」と書けば余計な質問の時間が省けるよ と提案すると「チラシを作っている会社は別の会社なので…」

こりゃダメだな。人なのか組織なのか?
帰宅して確認すると窓枠から20㎝位の処に排気口が。近くのマンションも何処もほぼ同じ設計。
だよね。