支援依頼され企業様は当然、絶好調とは反対の状況に置かれている場合が殆どです。
初対面からダメ出し・粗探しでは、相性以前に気疲れし、意気消沈する場合も多いかと思います。
私が支援の際、「こんな風にお声かけしている」例を一つ挙げてみます
社長「わかっちゃいるけど、先延ばしで何も手を付けていないんだ…」
私 「何も対策を講じないで、今これだけの収益を確保されているのは凄い事です。 何か支持される理由が有るはずですよ。 何だと?何処だと思いますか?」
実はこんな投稿をしようと思ったのは・・・
ある企業様の重い支援の際中、償却資産台帳から(今後の確定分)減価償却費の算出・償却方法のまと
めをしてた際、過去の投資内容と共に古い設備を大切に扱って現在も活用されている姿が浮かび上が
り、更に業界に対する法規制の変更に伴う否応なしの投資(出費)にも耐えてきた姿まで…
私は表面上の決算書に現れない苦労を労い、過去の厳しい指摘を詫びた。
すると社長の顔が少し綻んだ。
やっぱり厳しい指摘だけではやる気・着手する気にはならんよね。過去の悪い点よりも先ずは労い
しかし、人手不足の世の中にあって、新商品・市場開拓にも関係する生産性向上へ向けた設備投資への考えもしっかりお持ちで敬服するばかり。私からは導入への補助金活用の情報提供を行い終了
おそらく水平飛行は近い状況。なので私の黒子としての役割は終了だろう。
今後は地域・現地の支援担当に引き継ぎ、また新たな支援先に注力する事になるのです。
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